幸田真一建築設計事務所ロゴ

幸田真一建築設計事務所



建築家とつくる注文住宅|東京三鷹

Blog

丁寧な家づくりのすべて。
お客様との設計打ち合わせや、現場監理に奮闘する日々をタイムリーな日記形式で配信します

HOME | Blog | スタディーコーナーで家族の居場所をつくる

スタディーコーナーで家族の居場所をつくる

2018年09月21日

頭の良い子が育つ?スタディコーナーの事例をあげてみます。

ブログ記事の画像

 
どうしてLDKで勉強させるの?

リビングダイニングで勉強をさせるのも今となってはスタンダードな考え方になってきましたね。
やはり小さな子供がいる多くのご家族がLDKの一角にデスクを設えてそこで勉強出来るようにしたいとおっしゃります。
小学生のうちは親が宿題をどうしても一緒に見てあげることになりますので、夕飯の支度時などに勉強を見てあげたり話しながらできるのはどうしたってLDKになります。親が見ていてくれるという安心感やいいところを見せよう感は、子供の勉強に対する積極性を生み出します。

よく考えてみれば、この習慣は今に始まったことではありませんよね。
昔はLDKが狭かったこともありますが、専用の勉強机を設けることは少なく、ダイニングテーブルで宿題を広げていた記憶がある方も多いのではないでしょうか。
ただその場合、夕飯の支度ができないとか、片付けが面倒に感じて億劫になってしまうとか、色々問題もありました。
であれば専用のデスクを与えて自分でそのスペースを管理させれば解決しますね。
このあたりのノウハウや研究は色々な書籍が出ていますので興味があれば一度手に取って読んでみると面白いと思います。

では早速ですが、いくつかの事例を見ていきましょう。


キッチン前にカウンターデスクを設けた事例

オープンキッチンの前にデスクを用意して、キッチンに立つママと対面式になる方式です。
なんとなく先生と生徒のような関係ですね(笑)



上の写真の事例は子供が3人ここで勉強ができるように考えられています。
背後の階段下にはカウンター収納を用意し、ランドセル置き場や筆記用具や本などを収納する場所を設けてあげます。大事なのは片付ける場所を設けてあげること。
物の指定席があれば子供も積極的に片付けをすることができます。




こちらの事例もキッチン前で対面できるスタイルです。
デスクの脚となっているボックスには子供二人分のランドセル置き場と本棚になっています。
ランドセルでリビングのインテリアが台無しにならないように隠してしまえる配慮をしています。

いずれもキッチンに立つママと対面できるスタイルですが、朝の忙しい時の朝食などはこのカウンターで食べたりと勉強だけではない使い方が考えられますね。


ダイニングテーブルの脇にデスクを設けた事例



ダイニングテーブルと平行にデスクを設えた事例です。
デスクに座った時にリビングのテレビが見えない位置だとか、デスクに座った先の窓からの眺めが良いからだとか、コンロの油が飛ばないようにだとか、様々な要素で決まります。スペース的には比較的ダイニング側の方がスタディコーナーを設けやすいですね。



この方式はキッチンの横にあるので、教える時に背後から見てあげやすいのがメリットです。
キッチン前よりはコーナー的な篭り感も出ますので、LDKで家族が会話していても勉強に集中はしやすいスタイルなのかなと思います。


スタディデスクの奥行きは?

本来勉強机の奥行きは55センチや60センチが一般的。これはノートを出してその奥に教科書を広げるのに必要な奥行寸法ですね。
今回あげている事例のようにLDKの一角にデスクを設ける場合、スペース的にその奥行きを取れないことも多く、45センチのデスクとすることも多いです。
正直大人が本格的に作業をしようとするとしづらいのですが、子供が日常の宿題をこなす分には十分なスペースです。
既製の家具でもLDKの一角に置くようなデスクは、そのような住宅事情を配慮してか奥行45センチのものも多くあります。


階段の踊り場をファミリースペースとして活用する事例



お子さんの年齢的にはすでに祖父母からいただいた勉強机がある場合などがあります。
せっかく頂いた机ですので利用しなくてはいけませんが、LDKに置くのがなかなか難しかったりしますし、大きくなると個室に移動したりと一時的になってしまうので、常設ではなくても成立するようにして計画してあげます。
例えば、階段の踊り場を大きく3畳ほど設けて家族のスペースとして本棚などと一緒に用意した事例もあります。
キッチンのママの目線を感じて机に向かう(笑)というなかなか面白い関係性が生まれました。

吹き抜けに面した廊下を家族のライブラリーとして



家に吹抜などがある場合は、そこに面するホールに本棚を設けてファミリーライブラリーとして計画すると、二次的なリビングのような上下階の連続性が生まれ、吹き抜け周りがより活きた使い方ができます。この場合は料理の合間に直接勉強を教える方式ではなく、部屋にこもらずに家族の気配を感じながら勉強をさせるスタイルです。

まとめ

子供がLDKで勉強する時間は小学生がメインで数年かもしれませんが、
家族の集まるリビングに自分専用のスペースを設けてあげると喜ぶし、取り組みも積極的になると思います。

もちろん、子供は高校受験や大学受験のような時は自分の個室で集中して机に向かうと思いますので
そのあとは家族のパソコンや趣味の作業のスペースとしてご夫婦で自由に使えます。

今回の事例のようにLDKの一角にスタディコーナーを設けることは、リビングのソファやダイニングテーブルだけではない家族の居場所を作れるので
家族のそれぞれが過ごしやすい、とても居心地の良い空間になりますよ。

こちらの家づくりの事例はこちら
間口4メートルのサーフハウス
大人西海岸スタイル
古民家を現代的に
完全分離の二世帯住宅に
Works Index

あなたにオススメの家づくり記事はこちら

スタディーコーナーで家族の居場所をつくる
ダイニング照明の選び方

郵便受けの位置で暮らし方が変わる
キッチンコンロ前の油よけ対策の事例
効果的なタイル使いを取り入れる方法

絶景の眺望を楽しむ家づくり
家の中にゴルフバーをつくる
住宅の雰囲気の作りこみ
意外と困る!ピアノの置き場所


楽しい家づくりの事例を写真でご紹介する
A5版リーフレットを無料でお送りします


 


間取りの工夫 スタディーコーナー 頭の良い子が育つ