吹き抜けで繋がるセカンドリビング

農業を営む広い敷地にはとても立派な蔵がありました。新しく子世帯の住宅を敷地内に計画するにあたり、母屋や蔵からの程よい距離と関係性を意識したプロジェクトとなりました。
白い漆喰の外壁と６寸勾配の屋根がアイデンティティとしてそこに佇む蔵。それらをオマージュした住宅の外観は新築でありながら唐突感がないのは、共存がうまくいったからでしょうか。
２階に将来的には、子供部屋となる一部屋を吹き抜けに連続する「セカンドリビング」として利用し、上下階で吹き抜けを通して家族の気配を感じとれるプランとなりました。